でも、私たちは12:00頃集合。 そして一気にお祭り開始~♪♪
大阪から運んだた~くさんの花器やら道具類を、脱兎のごとく運び込んで、梱包を開き、中身の確認。どこに何を使うのがいいか・・・
剣山も、電動ノコギリも、釘も、かなづちも、い~っぱいもって行ってます。
つぎつぎ軽トラックで運び込まれる、現地で準備し集められた花材は
2メートルほどのブナ、五葉松、紅葉、アシビ、キャラボク、ピラカンサ、コメツツジ、アケビ、ニシキギ、ざくろ、ササ、ミズキ、白式部・・・
立派な苔に覆われた木、洒落木、備長炭も。
山野草はなかったので、さっそく現地調達。採集へGO!
古道は採取してはいけないので、各民家の方々のお庭や田んぼ、その周辺をどれはいただいてもいいのか聞きながら。ススキや野菊、百合の実、蔓、柿、ほてい草、コスモス、キバナコスモス、チカラシバ、アジサイ、ハコベ、水引草、栗、紫式部、フウセントウワタ・・・ 名前が判らない草花もいろいろ。地元の皆様、こちらもどうぞと、とても親切に教えてくださる。
地元の皆様、ありがとうございました。
熊野の地でこの日のために作られた器は、各民家に設置された大きな壺、
めずらしくも竹で締められた桶、
そして大阪から持ち込んだ、稲目の竹筒や、五重、五管、スワンや船や手桶など様々な鉄器の器、籠類。
みなさん、どこへ花を生け込むか、古道や民家の設置場所を見に行き、拠点となった野長瀬晩花(のながせばんか)の生家から、器を運んで、花材をだだ~っと持って運んで、制作。
古道の情景、雰囲気を味わおうと、牛馬童子のところまで急ぎ足で息きらしながら、行ったり来たり。足腰の弱い都会の若い者は、息が切れるのです・・・
古道からの杉の木立を通して見る里の風景、とてものどかで美しいものでした。
本格的な生けこみは、3日朝の5時起きで6時から開始!
水のない場所に設置された大きな桶いくつかに水を運ぶのは、大変なことでした。いつも手近にある水の貴重さを痛感~
荷物をせっせと運ぶ朝霧の中、ふと周りの景色をみると、なんとも幻想的な心洗われる風景でした。木々の枝に張られた蜘蛛の巣が花咲いたように白くキラキラ光っている・・・ 霞が白くたなびいてる・・・
何度、「キレイ~!!」を連発したことか。
写真は、ラジオ放送の現地生中継の様子。
田辺市長と未生流総家の家元
*****近露王子*****
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*****牛馬童子*****
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