人気ブログランキング | 話題のタグを見る
長谷川等伯展@京都国立博物館に行ってきました。
夜の20:00まで開いている金曜日が狙い目かと、滑り込みました~

20分待ちの表示で入れたのは、ラッキーだったかも。


水墨画、ほんとに素晴らしかったです。
『松林図屏風』 もう、これを見るだけで、大満足!!
鳥肌ものです・・・ というのは大げさですが、引き込まれます。
ほんとに、静かな畳のお部屋に座って眺められたら、もっともっと入り込んでしまうことでしょう。

あの人ごみの中で鑑賞しているにもかかわらず、雨の中にけむる静謐さが感じられるなんて。
多分、激しい雨でしょう。 

松の緑も青々と・・・
そう、水墨画=黒 の世界なのですが、松葉が緑に見えるのです。
松林が遠くまでつづく、重なりの表現。

その真向かいには、たぶん長谷川一門の弟子が『松林図屏風』を手本に描いたものだろうと推測されていた『
月夜松林図』 墨の冴え、迫力の点でやはり違いがありますが、やわらかで、優しいです。 穏やかな月夜だから、これでいいのだと、思います。


金碧画の『萩芒図屏風』は、萩・ススキの群生が、ほんとに美しく、風と月の光を感じさせてくれます。


時間に限りがあり、混みこみなので、ちょっと工夫して見て廻りました。(私流秘策)

この展覧会は第7章まであるのですが、入館して、ず最初に、一番最後のお部屋の目玉展示、松林図の世界をじっくり堪能。(最後に時間切れになっては、困るので。そして最後だから、閉館直前は見続ける人がきっと溜まってしまうと予測して)


そして、展示の後ろから見て廻ったのです。
等伯の画歴を遡っていくようで、なかなか面白かったです。 

後ろから遡っていくと、最初の能登の頃の作品は、やっぱり普通の絵師でした。
誰でも最初があるのだと、実感。
努力の積み重ねが、よ~~~くわかりました。 
そして、心の積み重ねも。


智積院所蔵の襖絵は何度も見ているし、お寺でまた見れるので軽く流しました。
今回、京都国立博物館の方では、桜の襖絵は展示されておらず、智積院で展示されています。
ぜひ、智積院に見に行かれる時間も見込まれるといいかと思います。
(智積院は歩いて3分ほどの、すぐの場所です)


東京国立博物館での展示と両方見た友人は、京都は狭すぎる・・・と言ってたけども、ほんとのもうちょっと広ければ・・・  屏風や襖絵は、まじかで見るのもいいですが、できれば離れて、そして囲まれているようにみれれば最高なのですけれどもね~ 
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
人気ブログランキングへ ← いつもクリックをありがとうございます☆。゚o。 笑う門に福来たる♪
------------------------------------------------------------------------------------------------------------


KANKOフラワーデザインスクール(大阪・上本町・谷町9丁目) 取材班 Y
by kanko39 | 2010-04-30 23:55 | ふら~り、行って来ました

*ふくふくブログ*2007(C) KANKO all right reserved
by kanko39
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ランキング&リンク集
ご訪問ありがとうございます。 こちらは大阪の上本町駅・谷町九丁目駅近くのKANKOフラワースクールでございます。 お花で人生を楽しくしたいです。

お帰りの際、下のバナーを押していただけると、うれしいです! 他の季節の花のブログに出会えます~
にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

クリック応援、感謝♪♪ 人気ブログランキングへ

*旧ブログ'05年3月~'07年10月

ご縁つづきのHP/ブログ
*近藤総合法律事務所
*籾井特許事務所
*CAMEL
*凛匠華
*宝やの宝物。
*ゆるりフラワーデザイン
*お花と共に 

ほんのひと手間の協力
*クリック募金 
ブログパーツ
検索
ファン
ブログジャンル
画像一覧