今日しか行ける日がなさそうなので、行ってまいりました。
博物館周囲の池では、見事な蓮(鑑真和上ゆかりのお寺の蓮)が栽培させており
見事に咲いております。
もう次は、明るい展示場という場で観れるという機会は、生きている間はもちろん、
この先数百年ないだろう・・・という宣伝文句に弱いもので・・・
火曜日というのに、人が多かったけれど、
法隆寺金堂内の仏様も、天蓋も、壁画も、ほんとにマジかにまじまじと見ることができました。
日本最古の四天王像が4体とも今日はそろっていた。
そのかわり、吉祥天像、毘沙門天像は展示期間が終わっていた。
阿弥陀三尊像(あみださんぞんぞう) の右の脇侍の本物はギメ美術館蔵に行ってるのね・・・
法隆寺の天蓋について、友人が昨年論文を書いていたので、そのお陰で興味深く、じーっくりまじまじと見ようという姿勢で、観ておりました。論文、もっとちゃんと読ませてもらっておけば、よかった・・・と思いながら。
常設展にも多くの仏像があります。
同じ四天王像で、違う時代のものが常設されており、比較すると興味深いです。
聖徳太子は架空の人物だという説もあるし、飛鳥時代、法隆寺周辺は、非常に興味津々・・・
梅原猛著「隠された十字架」、まだ読んでおりません。
読んだら、深みにはまりそう・・・ もう少し引き伸ばして、来年読むこととしておかねばと。
館内、と~ってもよくクーラーが効いているのです。
効いているのですが・・・・
なんだか、におう?
堂内にずっと安置されていた、木造の仏像や障壁画の匂いかしら・・・と。
古いお寺は、ちょっと湿気た木の古い香りがするし。
しばらくして、ほどなくして気づいた。
汗? 私?・・・
そう、きっと多分、来館者全員の汗の匂い!?
密閉された博物館という箱、こもってるんだ~
ほんとに暑かった今日。
博物館や美術館内であんなに匂いがたまらず
観たら早々に出てきたのは初めてでした・・・・
会期は、7月21日(祝)までです。
今日は、もう1件、「イマクカタ展@神戸ファッション美術館」に行くつもりでしたが、あまりの暑さに、力尽きてしまいました・・・ ごめんなさい~