この日の提出も、またもぎりぎり。
ちょっと大阪に関して調べておりました。
そのレポート、美味しいお話に到ってしまい、またも時間がないというのに、
つぎつぎと探してみたくなるのです。
やはり天下の台所であった大阪!
その一部だけ・・・
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「鴨なんば」難波に由来する。江戸時代、難波村といい田んぼであった土地で、名産は葱。京都・大阪で鴨と葱が入ったうどんを「鴨なんばうどん」というのは、そこからきている。
「うどんすき」大阪・美々卯の薩摩平太郎が、昭和3年が考案した食べ方である。こちらは商標登録されていたが、美々卯と他店との間で訴訟となり、1997年に東京高等裁判所は「うどんすき」という料理名は既に一般名詞化しているとし、美々卯は敗訴した。
「きつねうどん」は、1893年(明治26年)創業の大阪・船場のうどん屋の松葉家が、いなり寿司から着想を得て考案したと伝えられている。
「しゃぶしゃぶ」の名称は、1952年(昭和27年)に大阪のスエヒロが、自店の料理として出すときに命名したのが始まりとされている。商標登録されているが、スエヒロが商標登録したのは「しゃぶしゃぶ」ではなく、「肉のしゃぶしゃぶ」で、「しゃぶしゃぶ」という言葉を、どの店でも使えるようにとの当時の社長の配慮だという。
「大阪寿司」は箱寿司(押し寿司)のことである。
忙しい商人の食卓では、頭や中骨などのアラまで余さず使いムダがないこと、単価が安いこと、時間をかけずに食べられ、体が温まることなどから、重宝され定着した「船場汁」(鯖などの魚類とダイコンなどの野菜類を煮込んで作る具沢山の汁)や、「半助」(蒲焼にした後の鰻の頭部)を使った炊き合わせがある。
ふぐ料理は「てっさ」「てっちり」として食され、7割が京阪神地域で消費、特に大阪での消費量は全消費量の6割に達する。(農林水産省大臣官房統計情報部 『平成16年 漁業・養殖業生産統計年報』 財団法人 農林統計協会、2006年)
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そうそう、回転すしも。
回転すしを最初に考案したのは、元禄寿司(東大阪・本店)。その画期的なシステムは、誰でも画使えるようにと特許をあえて申請しなかったとか。素晴らしい~! お寿司の大衆化に果たした役割はほんとに大きいものです。 バブル経済の頃、お寿司にお品書きに値段はなく、黙って座ってちょっと食べただけで一人2万円ほど・・・なんていうのは、ざらによく聞く話でしたもの。
これは大阪ではないですが、築地のマグロのセリを見に行った時の写真です。