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教室の中はもちろん、階段の下まで漢方薬?ハーブ?っていうような、せり科の植物の香りが漂っています。初めての方は、何の匂い・・・???と教室に入ってこられていましたが。
そう、ウイキョウの香りです。
面白く、方々にニョキ~っと腕を伸ばしたような、奔放枝ぶり。その線を生かしての、アレンジメントです。パラレル(平行)を生かして、空間に直線で図形を描いているような感じで、バランスをとっていきます。
慣れてくると、もっといろいろ遊べて面白いテーマ。
練習するには、花の手入れをして、切り戻し、そして新たに作り直すごとに、いろいろな線に変更して、また全然違った空間を形成する。それを、その都度写真を撮って、比較してみると、いいと思います。
なかなかみなさん、1回作って満足・・・・が多いですが、花は少々痛みますが、「ごめんね。もっともっと上手くなるからね」と言いながら、1回の素材でいろいろ試すのが、何度も楽しめて、そして上達への早道です~
こちらは、ちょっときれいなお名前の「アストランティア・マイヨール」のアップ顔。白もあります。
こちらは、夕霧草
これはウイキョウのアップ
ウイキョウの漢字は茴香と描きます。
フェンネルシードの「フェンネル」は英名。食用、薬用、化粧品用としてのハーブとしては、その名前の方が有名ですね。生け花やアレンジではウイキョウとして通用されていますが。
平安時代に渡来した植物で、出身地は地中海。
漢方方剤の安中散(あんちゅうさん)や、太田胃散(漢方+西洋薬の処方)、口中清涼剤の仁丹などに使われているそうです。ハーブとしては、花の後の種や葉っぱが使われます。
レシピを調べてみましたら・・・・
さんまとういきょうのトマトソーススパゲティ
秋刀魚とういきょうのパスタ
鱈(たら)のホワイトソース カレー風味
サーモンのスモークとウイキョウの冷製パスタ
なんてのが出てきましたね・・・。取り合わせに???という気がしますが、においのつよい魚の匂い消しに、また淡白単調な味の魚に香り付けをといったところでしょうか。 おいしいかどうかは、まだ試したことはありません。 ご参考までに。
=>http://www.recipe.nestle.co.jp/search/result2?ingre_recipe=%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6&category=
「茴香」は「回香」とも書き、「回」は回教徒(イスラム教徒)を指す。 ヨーロッパからイスラム教の地域を経て
中国に伝来、そしてその後、平安時代に日本へ伝来したという。花の名前の漢字は難しいものが多いのですが、そこにその伝来の歴史が隠されているというのも、面白いですね。
「茴香」は「魚の香りを回復させる」という意味の中国語が由来とされている記載もありました。)ttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A6%A5%A4%A5%AD%A5%E7%A5%A6
花粉症の私は、大量のウイキョウをさばいて、配っていたら、またも花粉まみれ・・・
小康状態を保っていたここしばらく、花粉症の薬を飲んでいませんでしたので、あわてて病院で貰っている飲んでおりました。
紫蘇ジュース、効いてくれるとうれしいのですが。漢方薬と同じで、じわじわ効いてくることを期待して。
またも葉っぱを買ってきました。今度は砂糖を少なめにして、もっと濃ゆい濃厚ジュースにしようと・・・・・
KANKOフラワーデザインスクール(大阪・上本町・谷町9丁目) フラワーデザイン班 Y